
自宅にオーディオシステムは持ってない方でも車ではオーディオシステムが備わっています。
プライベート空間なので法律の範囲内で何をやっても自由です。
コンサートに行かれたことのある方は大音量の魅力を知っています。
ヘッドフォンで聴かれている方は、ヘッドフォンで聴こえていた音が車では
聴こえないことを感じています。
これらと同じように音を出そうとすると純正では難しくなります。
原因としては、スピーカーの根本的は性能、スピーカー周辺の環境、車室内の環境、
音楽を聴く位置、エンジンやタイヤなどのノイズなどです。
これらの問題点を解決することにより良い音になっていきます。
スピーカー交換とスピーカー周りの環境改善
スピーカーを交換するだけで音質は変化しますが、
スピーカー周りの環境はよろしくないので
●土台強化●共振を減らす●ノイズや不要音を吸音、
●スピーカー背面から出た音波を適切にコントロールすることなどが必要です。(写真は完成状態ではありません)
通称デッドニングと呼ばれています。
さらに、最近は装着率のひじょうに高い金属のバッフルも土台を固めるには有効です。
カーオーディオは2ウェイか3ウェイが有利
2ウェイの場合、ドアの担当周波数は低音から2.5khz~4khz前後までで、
高音はツィーターが音を出します。(メーカーの考え方、本体性能によります)
一般的には高音になればなるほど指向性が強くスピーカーの
向いている方向に音が飛びます。
ほとんどの車のドアに付いているスピーカーの向きは(特に右スピーカー※右ハンドル車)
は高音が聴きづらい状態です。
高音を担当するツィーターだけでもリスナーの方に向ければ、ある程度改善します。
3ウェイ、なんちゃって3ウェイ
ツィーターが出せる低い音はだいたい2.5khzぐらいまでのことが多いですが
もっと低い音をリスナーに向けたい(届いてほしい)というのが
ツィータよりももう少し大きいスピーカーです。
最近では50mmという小型スピーカーでf0が135hZほどという
最低共振周波数のスピーカーもあります。
500hz以下の低音をリスナーに向けられるとヴォーカルの暖かみや
スネアドラムの基音も適正音量に感じられ豊かなサウンドになってきます。